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不妊に向き合うまで2

何を基準に病院を選んだか。

とにかく、通いやすさと設備、だったと思います。

実績とか言われても、そんなのわからないし、

評判も個人によるものなのであまり当てにしませんでした。

また、通う前に病院からの説明会と、試験のようなものが用意されていたのが、

印象的であり、私にとっては妊娠することについて、とても勉強になりました。

 

通いやすさの点では、出不精の私が通うなら、

周りにショッピングビルがあったほうが通うのも楽しくなるので、なるべくにぎやかな場所を選びました。

 

設備でも、やはり最新のものと言われる治療をしてくれるか、

ステップアップに協力的かを説明会でしていただけたので、

一発でそこに通いたい!と決めることができました。

 

話が少しずれますが、私が妊娠に対して知識がないなーと痛感したのが、

1週間に2.3回以上夫婦生活を行っていれば、まず健康な人は妊娠する、ということです。

まさにそれができていません、というのか、

正直付き合いが長く家族と化した旦那に対して、

………かなりエネルギーのいることであり、レス化していました。

一か月にこの辺で〜、としてできるもんじゃない、とそりゃそうだよな、と思います。

また、基礎体温なんてあてにならない、つけなくてもいい、と言われたことです。

妊娠するためには!と書かれてるものにはだいたい「基礎体温」という文字が書かれているのに…。

<注意>私の通った病院の治療の方針に沿っての発言によるものなので、勝手な判断をしないでくださいね。

もともとつけてないようなものだったので、ほんとにありがたいお言葉!とおもっていた私でした笑

 

結論から言うと、

病院へ通いだし、投薬とタイミング療法で2か月で授かることができました。

長期戦、膨大な治療費を覚悟していたので、え?と思ったのが驚きでした。

(これまた、二日酔いののりでフライング検査薬したので、

この瞬間より、お酒抜きつつ疑心暗鬼も絶えないで6回検査薬しました。)

また、一個とった卵巣ももう一個のほうが頑張ってくれていたため、

毎月の排卵があったようです(診察と投薬連続したのでそのように理解します)。

 

と、同時に、婦人病に関しての知識のなさ、重要視してなかった点がとても反省することとなります。

まさか筋腫が3つあり、子宮頸がん検査でも引っかかるとは…。

幸い私の場合、どちらも今のところ妊娠に対しては支障がない状態だったのですが、

内診の機会がなければ気づかない症状たちなんだなと、ぞっとしました。

おせっかいなので、女性特有の健診は本当にしておくべきと強く言います。

 

話を戻しますが、

私はタイミングで授かれたので、ただの怠慢で、不妊というな!と言われるかもしれませんが、

本当に、病院に行こうと決意するまでが長く、

それが決断するに至ったのは夫婦協力によるものなのを、痛感しています。

私は「不妊治療」という言葉に対してとてもネガティブにとらえていました。

助けを借りなければ妊娠できないだなんて、という思いがありました。

何よりも、もしそれでも授かれなかったら、と考えるのが一番怖く、逃げていたのが本当の所です。

なんにしても、自分の弱さから、妊娠するまでに5年という月日を過ごして、

何してたんだか…と思うと同時に、

これでよかったのだなぁと思えます。

不妊治療は全然ネガティブなことじゃない、と強く言いたいです。

なので、今現在治療受けてる人や、これから受けようとしている人、受けた人は、勇者だと思います。(!

 

自分と向き合うために、とても大事な過程でありました。

がむしゃらに仕事をし、いろんな人と会えたことは今考えるとよかったし、楽しかったこと。

はじめは子供が欲しいとあまり思わなかった旦那が、

治療したいという私の言葉をちゃんと受け止めてくれたこと、

子どもが本当に欲しいと夫婦で考えられ、

今お腹の中にいる子に私たちがデレデレなこと、

また、最近は子ができたから、

今後家族として今後を楽しむために、将来について夫婦二人で現実的に考えることができるようになりました。

 

子どもを持つことって、本当にすごことなんですね。

当たり前のように、両親に育てられ、人間していますが、

自分の体の中で人間が育つだなんて、とんでもないことです。

そして32歳のくせに、新しい感情にまだまだ出会います。

 

もう少し早くに不妊治療ということに対して向き合えていたら、違う今があったのだと思いますが、今この年齢とタイミングで授かれたことは大きな意味があると考えることができます。

 

また、不妊治療というものをもっとポジティブに捉えて、世の中にも広まればいい、そして、医療費や社会的に反映されていけばいいと思います。

てか、しなさいよ。

 

 

話がまとまらなくなったので、とりあえずまた今度、思うことを連ねよう。

 

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