不妊に向き合うまで1
と、現状メモ。
ありがたく8か月を迎えることができ、
まだ不安ばかりの日々ですが、こうなれたのも…と考えることがあったので、
子を授かるまでの葛藤と、
病院に行くという選択肢を前向きに考えるべきだと感じたので、
治療することにネガティブな方や、
不妊というものを考えて頂く機会としてと思い、書きます(書けよ)。
セックスすれば、当たり前に子供ができるものだと思っていました。
実際生物として持った機能なので不思議なことではないです。
私は旦那と5年付き合って26歳で結婚しました。
結婚してすぐからでも、子どもはいつできてもいいと思っていたのですが、
年齢的にも仕事が楽しくなる時期で、
私も旦那もそれぞれ自分のことばかりしていました。
私の性格上毎日基礎体温を測ることもせず、
そのうちできるだろう、と安易に考えていました。
ただ、28歳ごろより周りからの「子どもはまだ?」「お子さんは?」と聞かれることも多くなります。
「結婚している=子どもがいる」というテンプレが世の中にはあり、
その言葉が次第に嫌悪に感じるようになってきました。
好きで、子どもがいないんじゃない。
それは、私だけでなく、旦那側でもその受け答えがあり、口には出さないけど、
旦那も嫌に感じることが多かったんだと思います。
高校の時に卵巣腫瘍になり、一つ卵巣を切除しています。
そのため、できにくいものだ、と勝手な思い込みもしていました。
次第に、子ができない状態に目を背けるように仕事へ打ち込み、夜も遅く休日も合わず、
その疲れから、私はお酒を飲む量も増え、アル中と言われてもおかしくない状態まで行きました。(手がまじで震えて、朝は大体お酒残っててしんどかった…けどやめれなかった…。)
さすがにそれではだめだと思い、基礎体温も測ってみたり、
妊娠しやすい?と言われるサプリなどをとってみたり、
とにかく「妊娠しやすい」「授かるためには」と言われるものには手を出していました。
それでも、毎月来る生理、周りの妊娠報告、仕事上目にすることも多かった子連れ家族連れはダメージがでかく、
きちんと生活しようと思っても、
仕事忙しい、接待も増える→ストレスでお酒に走る、
付き合いも長いため積極性のない夫婦生活、
という負のループを勝手に作り上げてしまいました。
30歳の頃より、
もしこのまま二人の生活で人生を終えることについて、や、
一生この仕事をやり続けるつもりがない自分は、これからどうしたいのかと
考えるようになります。
考えれば考えるほど、子どもが欲しいんだということに気づきました。
それは世間体のものではなく、人として求める欲求で。
長くなってきましたが、31歳のころに仕事をやめることを決意し、
不妊治療のクリニックに通うことを決意します。
(とてもじゃないけど、仕事しながらの通院は無理でした。)